居抜き店舗のメリットは
飲食店を新規にスケルトン(空店舗)から開業するには相当の資金が掛かります。
通常、小さな飲食店の開業希望者で資金を十分持っている人は中々いません。
殆どの人が借り入れを考えています。そして、出来るだけ、投資額を減らしたいと考えています。そして、その切り札として、居抜き店舗を求めてどう活用するかが現在の主流となって来ています。
飲食店の開業に掛かる資金の大半は、店舗物件の取得費です。
造作工事、厨房の給排水及び排煙工事、業務用の厨房設備購入、空調設備費工事など、店舗自体に掛かる費用です。その他にもテーブル、椅子、什器備品、照明装置、看板なども必要です。
居抜き店舗は、以前営業していた店舗をそのまま譲り受けるのが原則です。
営業に必要な物は殆ど揃っているので、何も手を加えなくてもすぐに営業できます。
譲渡価格は、営業年数や掛かった資金や店舗状態によって一概には言えませんが、
通常の開業資金の1/3程度、価格では200~350万円辺りが相場になっています。
それでは、【2.000万円掛けた店の場合、600~700万円の売却】になるのでしょうか?
結論から申し上げてその様にはなりません。大体、250~350万円辺りで交渉がまとまります。
このように居抜き店舗としての売却は、売却者はかなりの損ですが、購入者にとってはとてもお買い得です。
さらに、売主が売り急いでいる場合は相場以下になったり、現金払いならさらに安くなる事もあります。
しかし、借り入れの場合は、融資の実行まで時間が掛かるため値引きは余り期待出来ません。
また、別のメリットとして居抜き物件の再売却もあります。例えば、居抜き店舗を300万円で購入して営業し、3年後に居抜き店舗市場に出しても、250~300万円位でなら十分売却出来ます。ですから、居抜き店舗による開業はリスクがあるとは言えません。今後も居抜き店舗を求める方はますます増えていくでしょう。